2017 / 08
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新聞にムスタキの死亡記事が出ていた。
5月23日にニースで79才の生涯を閉じたと。

ムスタキはフランスの伝統を受け継ぐシンガーソングライターの第一人者で
ギリシャ系ユダヤ人として両親の亡命中に(1939年)エジプトで生まれた。
17歳でパリに出、ピアフと交流。
ピアフの為に多くの曲を作りました。
あのヒット作、『ミロール』もムスタキの作詞だそうです。

彼の作品のテーマは、愛、旅、孤独から自由、闘い、革命まで幅広く
それが若かった私にビンビンと響いたのでしょう。

偶然TVで聴いたこの歌に惹かれてムスタキのレコードを買いました。
一番好きだった歌がこの「私の孤独」


しかしそのレコードには生涯忘れないだろう、こんな曲も含めて素晴らしい曲が沢山収められて居ました。


鳩とオリーブの木により、
囚人の苦しみにより、
なんら咎のない子供たちにより、
彼女はたぶん明日やって来るだろう。

日々の言葉とともに、
愛の表現とともに、
怖れ、そして飢えとともに、
彼女はたぶん明日やって来るだろう。

すでに死んだ者たちすべてによって、
まだ生きている者たちすべてによって、
つまりは生きたいと望むものたちによって、
彼女はたぶん明日やって来るだろう。

弱き者たちとともに、強き者たちとともに、
合意する者たちすべてとともに、
たとえそれがわずかの人々にすぎなかったとしても、
彼女はたぶん明日やって来るだろう。

踏みつけられた夢によって、
放棄された希望によって、

ヒロシマに、あるいはもっと遠いところに、
彼女はたぶん明日やって来るだろう、
平和は!


各段落の最後の歌詞は
「Peut-être viendra-t-elle demain」となっていて
彼女は多分明日やって来るだろう
。という訳になっています。
彼女とは平和の事


当時幼かった我が家のむすこは
そこだけを一緒に歌っていました。
「♪~~~~~♪わかるよな~」と。

そのフランス語が本当にそれらしく聞こえ、
歌の意味にも何気なく通じているようで、この歌を聴くたびに思い出します。

ムスタキさんには『素晴らし歌の数々を有難う』とお礼を言いつつ
ご冥福をお祈りします。


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hantanyannyan

Author:hantanyannyan
楽譜検索人。猫飼育人。映画鑑賞人。
なのでこのブログは、音楽、特に楽譜と猫と映画の事を記して行きます。これぞ!と思う楽譜はどうしても大声で叫んでお知らせしたくなります。音楽が映像と一体化した時の素晴らしさも是非聞いて欲しいのでこれも書かせていただきます。要するに私の好きなことだけ、書かせていただきます。陽気に明るく楽しく過すのが幸せになるコツです。これは猫に学びました。