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2009 / 05
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この曲はベルリン・フィルハ-モニーのピクニックコンサート
最後で演奏される事でよく知られています。リンケのオペレッタ「ルナ婦人」からの曲です。



このピクニック・コンサートは、ワルトビューネ野外音楽堂で2万人
の聴衆が、普段着で飲み物を飲み、線香花火でリズムを取り、
くつろいだ雰囲気で演奏会を楽しみます。
その最後の曲がこの「ベルリンの風」なのです。
ウィーン・フィル、ニューイヤーコンサートの
「ラデッキー行進曲」に匹敵する曲です。指揮者はすっかりオーケストラに
任せて観客とはしゃいでいても、息ぴったりの演奏が流れるそうです。

リンケは1866年ベルリンに生まれました。
第二次世界大戦中はユダヤ人音楽家を追放したナチス
ベルリン生まれということでプロパガンダに利用され、
そんな事で戦後は立場が悪くなったそうです。

彼は1946年9月、とうとうベルリンには帰れないまま
避難先のハーネンクレーで生涯を閉じました。
1950年代になってやっと彼を顕彰するする動きが出始めました。
それはたとえば彼の名を冠した環状道路だったり運河沿いの一部が
リンケ河岸と呼ばれたり、没後10周年には記念切手も出来たとか

リンケなしではベルリンっ子もさびしい思いをすることでしょう。


この曲の楽譜はピアノと歌の他に
ブラスバンド用
サロンオーケストラ用
オーケストラ用
とあります。
(サロンオーケストラ用もオーケストラ用もスコアはピアノコンダクタースコアです)


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ステーンハンマル
1871年生まれのスエーデンを代表するピアニストであり、
作曲家であり、指揮者でもある。
11歳でピアニストとしてデビュー。25歳で指揮者としてデビュー。
それ以来ほとんどの活動が指揮者としての活動だった。

初期はベートーヴェン、ワーグナー、ブルックナー、ブラームス等
ロマン派の影響を受けていたが、ニールセンやシベリウスの影響で
北欧風に目覚め、それ以降彼の音楽は民謡の旋法に従い
スカンジナビア風へと移行して行く。

この曲を聴いていると、なぜこんなに人気があるのかが分かる
様な気がします。
ロマンチックなのにベタベタしていない。
メロディーにぐんぐん惹きつけられる。


知る人ぞ知るという作曲家でしたが今ではかなり有名に
なって来ました。
楽譜のお問い合わせも随分増えてきました。


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ハフ自身がこの作品にこのような解説を書いています。


歌曲の編曲は一人のピアニストに「歌い手と伴奏者」と言う二役を与えてくれる。
今までに書かれたもっとも美しいと思われる選りすぐりの旋律を与えられることで
自分の思いと技術を自由に結びつける事ができる。

ここでは歌の旋律は人間の声の音域をはるかに越えて歌い上げ、
ピアノの伴奏は複雑に絡み合った豪華な織物のように音を駆使して
大胆不敵に織り上げている。

「歌の旋律を取り入れながら歌い手を置き去りにする」と言うこの誘惑は
リストからラフマニノフを経てアール・ワイルドにいたる多くの
コンポーザー・ピアニストにとって魅力的なものである。

この曲集はこういった伝統を引き継ぐように力を注ぎ、このインパクトのある
楽器によって歌の旋律を魅惑的なオールドミスのように説得力あるものに
変身させた。



難しい解説ですね~。しかし言いたいことは分かります。
ハフは編曲にすっかり魅了されてこのソング・トランスクリプションズを
つくりあげたのでしょう。


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hantanyannyan

Author:hantanyannyan
楽譜検索人。猫飼育人。映画鑑賞人。
なのでこのブログは、音楽、特に楽譜と猫と映画の事を記して行きます。これぞ!と思う楽譜はどうしても大声で叫んでお知らせしたくなります。音楽が映像と一体化した時の素晴らしさも是非聞いて欲しいのでこれも書かせていただきます。要するに私の好きなことだけ、書かせていただきます。陽気に明るく楽しく過すのが幸せになるコツです。これは猫に学びました。