文化大革命の時期に、半ば政治主導で創られた愛国的・民族的な音楽。
江青女史が力を振るっていた頃には盛んに演奏されたそうです。
しかし毛沢東亡き後は演奏される事も無くなりました。
音楽も全く歴史に翻弄されてしまうのですね。

原曲は1939年に作られた黄河大合唱。
それを文化大革命中の1969年に
中国中央交響楽団がピアノコンチェルトに編曲しました。
合唱は７曲からなるものでしたが、編曲された
「黄河協奏曲」の楽章構成は次の通り。

前奏曲「黄河の船頭の歌」（黄河船夫曲）　Allegro molto agitato
黄河をたたえる （黄河頌）　Adagio maestoso
怒れる黄河（黄河憤）　Andantino grazioso
黄河を護れ （保衛黄河）　Allegro

なんとなくモルダウと似ていると思いませんか？
河と人々の暮らしと言うのはそんな風に繋がっているのでしょう。

その『黄河』が今新しく出版されたのです。
『黄河』が辿った歴史はともかくとして、
良い音楽は滅びないと言うことでしょう。

XIAN,Xinghai：ピアノコンチェルト『黄河』　　ポケットスコアは　\2,990.-です。

ちなみにこの曲の2台ピアノヴァージョンが近々出版される予定です。
お楽しみに！

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この曲ほど沢山編曲され演奏されている曲も珍しいかも知れません。
しかしなかなか思うような編曲にめぐり逢えないのもこの曲です。
単純になり過ぎていて、がっかりする事が多いですね。
しかしこの2台8手はきっと満足していただけると思います。

モルダウが雪解け水を源流として流れ始める所から
河となって流れが始まる所・・・森の中を通り
プラハの町の中を勢いをつけて流れる様、
全くオーケストラで奏でるのと同じ様にモルダウの魅力を
存分に表現した2台8手です。

これならきっと満足していただけるでしょう！

スメタナ：モルダウ2台8手は　\10,380．－です。

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「生まれてくる赤ちゃんが大きくなったら、
ピアノを弾いて、このお話を読んであげよう」
そう考えてこの楽譜を準備された
若いご夫妻がいらっしゃいました。
なんと赤ちゃんが生まれたその日にこの楽譜が届いたと、
お喜びのメールを下さいました。
素敵なお話ですね。

ババールは幼稚園の園長先生や、子ども会の方、
小さなパーティにと、どんな時にも引っ張りだこです。
私は高校生のお嬢さんがナレーターになったババールを
聞いたことがあります。爽やかなババールでした。
子供は象さんが大好きで音楽が大好きですから
そんな場面にこのお話はもってこいです。

小象ババールのお話はピアノにナレーションが付きます。　　￥2,620.-

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ロストロポーヴィッチさんはこの曲をコンサートや
アンコールでよく弾かれた様です。
私はドヴォルザークのユモレスクをイメージして
仕入れてみました。が、しかしまったく違う感じの
ロスロトポーヴィッチさんそのものという曲でした。
16分音譜が休み無く力強く続きます。
動きはポッパーの“妖精の踊り”に近いです。
ロストロポーヴィッチさんも自作の曲を責任もって
演奏できた数少ない音楽家なのかも知れません。
是非あなたもこのユモレスクに挑戦してみてください。

この曲は師であるS.Kozolupovに献呈されました。

ロストロポーヴィッチ：ユモレスク　Op.5/チェロ・ピアノ　￥2,400.-

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